My happy days④ ~one love~
2日目は、ジャングルトレッキング~~ゥ★
この、海水浴しかやる事ないんじゃないかっ?てくらい静かな海に囲まれた小さな島、グアムにも、小さなジャングルがある。
内陸から海に面して、ワサワサしていない、さっぱりスルッとした小山がポコポコと続いているのですが、川が流れる小山と小山の間の谷間周辺に、所々ボリューミーなジャングルがあるのです。
ジャングルと言っても・・
「私は恐竜がいた時代から地球を見ているのじゃよ・・」と言う感じの木が生えていて、
どこまで続いているのか、気が遠くなるくらい遠く彼方の方からは、動物園のアフリカコーナーで聞いたような鳥の声や、嫁の奪い合いで騒ぐ雄猿の声が響き、
目を下にやれば、見た目鮮やかで安全そうな、食べたら即死するキノコが生え、
人を見たら悪者と判断し噛み付く、迷惑な毒ヘビが・・
いない。そんなもの、どこにも、ない。
どちらかと言うと、あっし、森でやんす・・テヘ☆と言う感じ。
全く整備されていない山奥に「ヤシの木科」みたいな木がいっぱい生えました。くらいの感じ。
太平洋戦争の時は、日本兵はこういう、島に数少ないジャングルの中に身を潜めていたんですね。ココ以外は、隠れることは難しい、オッピラゲーな土地ですから。
日本の旅行カウンターでお願いしたトレッキングではなかったから、
ツアーガイドは日本語のほとんど話せない、サーフィン大好き26歳チャモロ人のクリス。
客は私と相方の2人だけ。超ラッキー・・
と思ったけど、やっぱりこのチョイス、レアだったかな・・。
小山のテッペンから、ジャングルのある谷に向かって出発。
スタート地点からは、グアムの海・・と言うか、世界に繋がる太平洋が一望できる
ナイス眺めなのだけど、どっかの金持ちの別荘だろう、でっかい家を何件も建てている途中で、木は切り倒され禿山と化していた。
テッペン禿の山の周りは自分の背よりも高い草が生い茂っていて、一体どこから降りるんだろう・・と思っていたら、生い茂った草の中に適当に入り始めたじゃ、あ~りませんか!!
え??クリス??これってこれって・・・・
たっのし~~~~っ!!
草むらに隠れるってこうゆうことを言うのかぁ!
・・やっぱり戦争の時はこうゆうところに身を隠すのね・・ってたまに暗くなりながら、
ちょっとスピードを落とすと草に視界をさえぎられて、前を行くクリスが見えなくなるから、
必死でついて行く。
高さ3メートル、傾斜85度くらいの急斜面を滑り降りたりし、
こりゃ日本の旅行会社が扱わない訳だな・・と思いながら、汗だくで川まで降りた。
降りた後は、小さな川を上流に向かって登る。
岩の上をピョンピョン飛び移りながら登る。登る。登ること約2時間。
すると、高さ10数メートル程の滝が目の前に現れた。
滝の上の岩場からは、滝壺の左端に伸びた、見るも不安なロープが1本垂れている。
お~ぅ。これに登るってことやね。オッケーよ。なんでもこ~い!
始めにクリス。その後を続く。
滝、中盤5メートル付近の岩場で、垂直の岩を登る私に手を差し伸べるクリス。
この命を繋ぐのは、クリスと繋いだこの手と、私の根性だけ!
クリス:ファイトーッ!
さいこ:いっぱーつっ!
とか言ってないけど、まぁそんな感じで、なんとか滝の頂上まで辿り着いた。
さて、ゴールも近いかな。。と思っていたら、クリスが着いて来いと行った先は
滝の中盤。せっかく登ったのに、なにしとんねん?
?え?ジャンプだと?
改まりまして言いますが、わたくし、若干、高所を恐怖に思っております。
エスカレーターを手すりを持たずに登れません。スノボ滑る時、谷を見るのが怖いです。
だけど、何事もチャレンジは大切だと思っています。
と言うことで、身投げでもするかのように、岩先にゆっくりと立ちました。
「早くこいよ」なんて、下から見ていた楽しそうな2人は、気付かなかったでしょうよ。
私の足がプルプル震えているなんて。
ビビリは、想像力が豊かです。
もし、ジャンプに失敗し、下にゴツゴツ続く岩に頭を打って死んだら、、滝に巻き込まれて溺れたら、、
そして、ビビリの覚悟は立派です。
「絶対大丈夫だよ」ではなく「ここで死んでも悔いはない。もぉ、十分楽しんだのだから・・」なのです。
岩の先に立っている、ほんの数十秒でそんな思いを一気に巡らせ、、
ついに、ジャ~~ンプ!!
必要以上に前にジャンプした体は、スローモーションの様にゆっくり
滝壺のど真ん中に落ちていく・・ドボーン!ブクブクブク・・プハーッ!
・・・たっのし~~っ!!
なんかですね、克服した感じ。あたし、なんでもできるんだから!って
変な自信が出てきて、気が大きくなって、話す声もさっきの3倍くらい大きくなるんですね。
チャレンジして成功した人は輝いてるっ・・て言うななんて、滝壺ジャンプで身をもって確認したのでした。
いい気になっちゃった私は、ハイテンションな奇声を上げ、ちゃっかりもう1回ジャンプし、
最後は滝の上からジャングルを見下ろしながら、贅沢におにぎりをほおばりました。
さて、ツアーガイドのクリスは、トレッキングで連れまわしても元気いっぱいの私達を、誰もいないビーチに連れて行ってくれたり、ツアーに含まれてないのに、とっても親切にしてくれました。
クリスは、どこに行ってもみ~んな知り合いみたい。お友達多いんだね。
帰りの車で、そんな話になった。
すると、クリスは、こう言ったんですよ。
みんな同じだ。って。みんな同じ愛で接するんだよって。「one love」だってさ。
彼は、普段レゲエのミュージシャンをやっているから、なんかミュージシャンっぽく
右手の人差し指を力強く「one」って上げながら、熱く語ってくれたっけ。
そう言えば、トレッキング途中飲んだ冷たい水も、滝の上で食べたおにぎりも、
連れて行ってくれたビーチで飲んだコーラも全部、クリスが「share」しようぜって言って差し出してくれた。
「share」をかき集めると、クリスの「one love」になる。
どこかで分かっていながら、できていない遠いことのような気がしました。
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